
Let,s enjoy autumn reading!
こんにちは! ベルベット吉祥寺店です。
あっという間に9月ですね😮
吉祥寺を散歩していると、街中にはハロウィングッズが🍂
ハロウィンの仮装、とても楽しそうだなぁと思いつつも、
年齢的にもう無理だ💦と感傷に浸る日々です。。
皆さんは仮装してみたいもの、何かありますか?
吉祥寺には読書の秋を楽しめるような、素敵な家具が入荷していますよー🤗
1点目は、GETAMA社で製造されたHans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)のGE280イージーチェアのご紹介です。
商品ID 2302D001-02
デザイナー Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)
メーカー GETAMA社
材質 オーク
サイズ W 70 D 72 H 65 SH 37
このソファのデザインが興されたのは1960年代。
既に数多くのソファをデザインしていたウェグナーですが、このモデルでは他のモデルに見られる座面から延長した後ろ脚やオール型の肘掛けなど、ウェグナー特有の要素は出さず、敢えて新しいスタイルに挑戦しているように見えます。
シートを固定するのに金属のステイを使い、この構造によってフレームに使う木が最小限に抑えられ全体の雰囲気がよりシンプルで洗練された印象に纏められています。
無駄をすべてそぎ落とした構造と異素材のマッチングをうまく使い、正面からの顔と背面からの顔の2面性がある作品です。
座角は緩やかながら収まりが良く、腰が落ち着く感覚はウェグナーの本領発揮といったところです。
弓なりの肘掛けは腕を乗せた時、ぴったりとフィットする形状に。オーク無垢材を贅沢に削り出された曲線が美しく、立ち上がる際に肘掛けの先端を握るとすっと立ち上がることができます。
デザインだけでは無くサイズも個性的。他のウェグナーのソファと比べて全体的に低く出来ています。小柄な女性でもぴったりと足がつくサイズです。低いことで圧迫感が感じないのもいいですね。日本の住宅事情にも合いそうですね。
ファブリックには当時のデザイナーも採用していたデンマーク老舗のデニッシュアートウィービングのチャコール色の生地を使用し、とても柔らかな印象に。
様々な空間に馴染みやすい落ち着いた仕上がりです。
ウェグナーの50年代の作品とは異なる、60年代の新たな試みが感じられ、個性がある分、少しマニアックな作品ですが、言い方を変えれば隠れた名作とも言えます。
このポイントにハマればきっとこれ以上はないチェアになりそうです。
2点目も同じくHans J. Wegner RY seriesのキャビネット。
商品ID 2105F108-05
デザイナー Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)
メーカー RY Mobler社
材質 オーク
サイズ W 100 D 48 H 180.5
1950年代にHans J. Wegner(ハンス ・ ウェグナー)がデザインし、木工作家でもあるウェグナーから信頼を寄せられ、キャビネット類を数多く手がけたRY Mobler社より発表されたシリーズのライティングキャビネット。
台輪のような、脚付きのようなシンプルながら特徴的な作り。
台輪の家具は脚付きのものと比べるとどしっとした安定感が魅力的だけれども、その安定感を保ちつつも脚付きの軽快感を兼ね備えています。
このキャビネットは元々、上下段と素材、形式がそれぞれ幾つかのバリエーションから選べる、システムユニットシェルフとして発売されました。
今回のキャビネットは上段がオープンシェルフ、下段が開き戸の収納と、見せると隠すがバランスよくセットアップされた組み合わせとなっています。
直線的を多用しており、非常に潔くシンプルな印象を受けますが、ほんのわずかに下段縁を削り込んであります。
また、移動の際に損傷が出がちな脚部に本体とは異なるオーク材で強度とデザインアクセントを加えたりと、さすがはウェグナーです。
もちろん、RY Moblerの細やかで上質な仕事によって支えられており、棚板をはじめ、丁寧な造り込みです。
下部の観音扉は中央の美しい真鍮製の取手を左に押すことでロックが外れ、閉めれば自動的にロックがかかるシンプルな仕組み。
取手がもう片方にはないのかな?と思ったら、オーク材を削り出し、指が引っかかるように作られていました。
中には2枚の可動棚の付いた大容量の収納部。食器や日用品もたっぷりと隠せてしまいます。
背丈こそあるものの脚部の抜け感によって、圧迫感よりも安心感がありますよ。
本日はHans J. Wegnerの特集になってしまいました☺️
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
残暑にも負けずに過ごしましょう🌿
ベルベット吉祥寺店 植平