Structure & Design
こんにちは!ベルベット吉祥寺店です。
梅雨だというのに暑い日々💦
日差しも気温もまるで真夏のよう、、、
このままでは熱中症で倒れる🥵と思い、今年初の塩分チャージのタブレットを購入しました😊
夏はやっぱり塩分と水分が大切ですね!
皆さんもどうか暑さに気を付けてお過ごしくださいね🌿
それでは本日も張り切って吉祥寺店に届いたアイテムをご紹介させていただきます。
本日1点目は、Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)デザインのダイニングチェアのご紹介です!
ID 2209G091
Designer Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)
Maker Fredericia
Material オーク
Size W 51.5 D 47 H73 SH45cm
デンマークのデザイナー Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)が1956年に発表した「3236 Chair」。
モーエンセンがFredericia(フレデリシア)のデザイン責任者に任命されて初めてデザインしたシリーズのひとつです。
モーエンセンの不朽の名作である「J39」をベースに新たにデザインされた3236チェア。
見た目はJ39とも似ていますが、太めにオーク材でフレームが作られているほか、脚を繋ぐ貫もJ39よりも太くしっかりとしています✨
直線で構成された端正なフレーム。
一般家庭で使用することを視野に入れデザインされていることが分かります。
ゆったりと座れる幅広の座面には安定感があります。
座面の奥行きは比較的浅めなので、奥まで腰を掛けることができ、背もたれもふっくらと背を包んでくれるので安心感が感じられますよ💕
オーク無垢材の経年変化した色味が美しく、ヴィンテージでしか味わえない風合いです。
今回の張地はデンマークの当時のデザイナーたちも採用していたデンマーク老舗、ケアロップのストライプ生地で柔らかな印象に仕上がりました😊
2点目のアイテムは、素晴らしい座り心地で大人気のCH30のご紹介です。
1952年にHans J. Wegner(ハンス ウェグナー)がデザインしたCarl Hansen & Son社製のダイニングチェア”CH30”。
「椅子の巨匠」として知られるハンス・ウェグナーが1952年にデザインしたもので、北欧ヴィンテージファンの間で大変人気のあるモデルです。
ID 2312R265
Designer Hans Wegner(ハンス・ウェグナー)
Material チーク/オーク
Size W 51.5 D 48 H 75 SH 43cm
CH30は当時デンマークの家庭のために、日常的に使いやすい椅子として作られました。
座面の湾曲、背面の高さ、そして角度、座ってみるとほっと落ち着ける一脚。
背もたれがYチェアのように線で支えるのではなく面でしっかり支えてくれるので、背あたりが良く安定的な座り心地が特徴です。
座面が少し湾曲しているのもポイントで、椅子から立ち上がる際に座面を掴んで立っていただくと立ったり座ったりがとっても楽なんです。
CH30は今でも生産されているモデルですが、現行品に比べるとサイズ感がコンパクト。
また使われている木材が異なっているため、このサイズ感、チークとオークの美しいコントラストはヴィンテージでしか出会えません。
パッと目を引くのは背板と後ろ脚のジョイント部分にある十字型の「契り(ちぎり)」。
契りは接合部の強度を高めるための役割をもちますが、その加工を美しい意匠として仕上げているのがさすがウェグナー。
チークとオークのコントラストを際立たせるため、ベルベットでは仕上げ方法にも工夫が…!
背もたれは飴色に経年変化したチークを引き立てるためにオイル仕上げ。
脚部は白木のオークの風合いをいかすためにワックス仕上げ。
当時のデザイナーや職人の思いを繋ぐメンテナンスチームのこだわりです。
チーク×オークの素材なので落ち着いた家具の色味にも明るめな家具にも合わせやすくコーディネートを楽しめます♫
座面はキャメルレザーにて張替、年月と共に革の経年変化もお愉しみ頂ける特別な逸品に仕上がりました。
個人的な意見なのですが、レザーってちょっとシミができたりしても味が出るというか…風合いが増し、自分の椅子を育てている感じが特別感があっていいなあと思ったりします。
シミはできれば避けたいもの…そんなシミも味として寛大に受け入れてくれるシンプルで凛とした佇まいが特徴のCH30のご紹介でした。
本日はデンマークの著名なデザイナーの家具たちのご紹介でした。
塩分チャージをしながら、暑い日々を乗り切りましょう🌿
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
吉祥寺店 植平