デンマークの巨匠Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)により1952年にデザインされたアントチェア“FH3101”。セブンチェアなどと共にヤコブセンのダイニングシリーズの原点ともいえる作品です。もともとはヤコブセンがデンマークの国際的な製薬会社、ノボノルディスク社の社員食堂用にデザインしたチェアで、今ではフリッツ・ハンセンのコレクションの中で最も名高いアイコンの1つとなっています。アリをモチーフにした合板部分はどの角度から見ても美しく、合板独自の反発が心地よい座り心地を実現した名作です。裏面に貼られたブランドタグにより1980年製であることが分かります。

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