
Like a work of art
こんにちは。ベルベット吉祥寺店です。
今年も奴らの季節がやってきましたね。
春の気配と共に訪れる奴らとは学生時代から戦っていますが、年々手強くなっている気がします。
くしゃみ鼻水、目のかゆみ、喉はイガイガ、耳の奥までムズムズムズムズ…
それだけでは飽き足らず、肌まで荒らす無法者。花粉、、、
都会は空気中に含まれる有害物質と結合してしまうため、花粉が凶悪化しやすいんだとか。
花粉症と戦う皆さん、終わらない花粉シーズンはありません。今年も一緒に乗り越えましょう!
さて、気を取り直して家具のお話を。
吉祥寺店ではこのところローズウッドのアイテムが好調です。
入荷してもすぐにお嫁に行ってしまうため、「ローズウッドブーム」を感じている今日この頃。
ブームに乗って、ヴィンテージでしか味わうことのできないローズウッドの魅力に迫っていきたいと思います。
1点目は高級家具メーカーOmann Junより発表されたヴィンテージサイドボード “Model 21”。
2011M039
メーカー:Omann Jun
材質:ローズウッド
W210、 D47.5、 H78.5
ローズウッドの魅力は何といっても特徴的な木目の美しさ。
落ち着いた赤茶色の木肌に流れるように描かれた黒い木目の模様は芸術品のようです。
こちらのブログでも何度も触れていますが、ワシントン条約で規制がかかっている為、
今ではローズウッドの家具を作ることはできなくなってしまいました。
そのため、ヴィンテージ家具でしかその魅力に触れることはできません。
こちらのサイドボードは210㎝のたっぷりしたサイズ感に加えて、引き出しや扉などがなく、
2枚引き戸のシンプルな構成なので、ローズウッドの木目を存分に楽しんでいただけます。
天板も正面も魅惑的な木目。木目が主役!説明不要の美しさですね。
取っ手や脚のデザインも至ってシンプル。正方形の取っ手や角脚が全体を端正に引き締めています。
こちらのサイドボードは背面も綺麗に仕上がっているので、空間の間仕切りとしてもお使いいただけるんですよ。
大きなサイドボードが間仕切りのレイアウトなんて、カッコいいですね。
サイドボードの左側を開けると取り出して使用できる4段のトレイが。
トレイには収納するものを保護するフェルトが敷かれており、北欧らしい心遣いを感じさせてくれます。
フェルトの上品な緑がローズウッドに合っていますね。
右側は可動式の棚板が付いたたっぷりとした収納になっています。
大きめの雑貨でも隠してくれる大型サイドボードの収納力は頼もしいですよ。
ローズウッドの木目が主役の贅沢なサイドボードでした。
人気のRoyal Copenhagenのコーヒーテーブルも届きました。
007R049
メーカー:Royal Copenhagen
材質:ローズウッド
W132.5、 D74、 H50.5
1960年代に老舗家具メーカーHaslevとRoyal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)のコラボレーションにより発表されたローズウッド製ヴィンテージタイルトップテーブルです。
天板のタイルはRoyal CopenhagenのBACA(バッカ)シリーズ。
今のRoyal Copenhagenとは趣の違う落ち着いた色味と重厚感のある力強いデザインが特徴です。
経年変化したローズウッドのフレームと、Royal Copenhagenのタイルはお互いを引き立て合って抜群の存在感を放ちます。
インテリアの主役になってくれるコーヒーテーブルですね。
個人的なこのテーブルの萌えポイントは、コーナー部分の留め加工です。
それぞれの部材が45度にカットされた接合部は、どの角度から見てもスッキリと美しく、
天板のタイルを引き立てるための計算されたデザイン性を感じます。
小振りのダイニングテーブルくらいのサイズ感なので、お食事だってできそうですね。
タイルトップのコーヒーテーブルは、水分や熱に強いので実用性が高いのもポイント。
木製のテーブルでは輪染みの原因となってしまう水滴の付いたコップや熱いお茶が入ったティーポットだって直接置いてしまって大丈夫!
こぼしてしまっても、汚してしまってもササッと拭けるのはありがたいですよね。
ローズウッドファンの皆さま、お楽しみいただけましたでしょうか。
この他にも、吉祥寺店はダイニングセットもローズウッドで展示しています。
そちらもとっても素敵なのでご紹介したかったのですが、またの機会に^^
明日は一転、春の嵐の予報のようです。お気をつけてお過ごしください。
吉祥寺店 芹澤