こんにちは。

ベルベット吉祥寺店です。

今日のブログは店頭にある椅子を4脚ほどピックアップしてご紹介します。

 

ハンス・ウェグナーのCH38

 

 

この椅子は62年にデンマークのカールハンセン社より発表されて以来、今でも変わらぬ製法で作り続けられているロングセラーの作品です。

シェーカースタイルの実に素朴な椅子ですが１度腰掛けてみると安定感のあるしっかりした座り心地に気づかされます。

 

 

座面はペーパーコードで椅子の軽量化をはかり、３次元に形成された背もたれにすることで座り心地を損なうことなく椅子本体の奥行きを短くする事に成功しています。

同じシェーカースタイルのモーエンセンのJ39と比べるとシンプルながらもウェグナーらしいモダンデザインの要素が詰め込まれた良い椅子だと思います。

‘Simple is best’ のフレーズがよく似合う作品です。

 

 

座面は新しく張り替えてありますので末長くお使い頂ける１脚です。

 

ID/ Z32

ダイニングチェアCH38

デザイナー　ハンス・ウェグナー

W 52 D 42 H 78.5 SH 43cm

材質オーク

デンマーク製

 

こちらは同じカールハンセン社からの作品としては新しいCH88

こちらもハンス・ウェグナーの作品です。

 

 

このデザインは50年代に他のメーカーの為にデザインされたものですが、様々な事情から当時製品化には至りませんでした。

それが数年前のウェグナー生誕100年の際にカールハンセンよりアニバーサリーモデルとして発売されたという少し変わった遍歴を持っています。

 

 

優雅なラインの背もたれと肘掛。

よりモダンさを感じさせるスチールレッグ。

今の時代をまっていたかの様な美しいフォルムです。

デザイナーのウェグナーは既に他界されていますが、時を超えて自分の新しいデザインが現代に出ていく姿をみれたらデザイナーとしてこれ以上の名誉はありませんね。

こんなストーリーも含め、夢のあるプロダクトです。

 

アームチェア CH88

デザイナー　ハンス・ウェグナー

W 57 D 44.5 H 76.5 SH 44.5cm

材質　お選び頂けます。

デンマーク製

 

 

次は男っぽいダイニングチェア。

エリック・ウォルツがデザインしたダイニングチェアです。

 

 

 

デンマークやスウェーデンの家具メーカーから作品を発表していたウォルツ。

こちらはデンマークのVamo社から発表した作品です。

余り多くの作品は残していないウォルツですが、このデザインは個人的に気に入っています。

 

 

 

特に後ろ姿が綺麗でダイニングテーンブルに収まる姿もこれまた格別ですよ。

こちらは3脚のご用意があります。

 

ID/ 611R076

ダイニングチェア

デザイナー　エリック・ウォルツ

W 48 D 51 H 77 SH 43cm

材質チーク

デンマーク製

 

最後にこちらのアームチェア。

 

 

座面も背もたれもオリジナルのままですが大変良いコンディションです。

70年代のアイテムだとおもいますが、この状態で残っているのは中々希少です。

 

遠くから見ても北欧らしい洗礼された立ち姿。

まだまだ現役で活躍してくれそうです。

 

 

ID/ 609P059

アームチェア

W 50.5 D 49 H 73.5 SH 44.5cm

材質チーク

デンマーク製

 

今回は椅子にスポットを当ててご紹介させて頂きました。

ご興味があれば店頭で実物に座ってお試しください。

新しい発見があるかもしれません。

 

では、失礼します。

 

ベルベット吉祥寺店