Word of master meistAr
秋を通り越してすっかりと冬になってしまいましたね。
衣替えをしつつ収納家具をご検討されているお客様が多いのではないでしょうか。
北欧家具は椅子だけでなく収納家具も
人間工学や暮らしの合理性から設計されています。
デンマーク家具デザイン界の巨匠であるコーア・クリントは計測に裏付けられたデータや数字に基づく機能主義を唱えたことで知られており、
収納家具においても一般家庭の家族形態から、
使われている物のサイズ、量、種類などを徹底的に調査、研究し
実用性のある家具を広めていきました。
機能的でミニマルなフォルムに
木の温かな風合いや美しさを織り交ぜた
デザインは北欧デザイン独自の様式です。
今回はその「収納」の高さとお部屋の印象作りについてなのですが、
背の低い収納家具は部屋や場所を問わず比較的価格もお手頃なため、
北欧デザインを気軽に取り入れることができ大変人気があります。
背の低い家具のメリットは家具から上の空間を自由に使え、圧迫感を感じにくいこと。
腰窓の前に置いたり、絵や写真をデコレーションしたりと、
非常に自由度があり、収納家具の一角を北欧コレクションや
インダストリアルコレクションで造りあげるだけでお部屋を演出してくれます。
一方で、圧迫感が・・・と懸念されがちな背の高い収納ですが、
収納力以外にもメリットはあります。
床の使用面積を使わず多くのものが収納できるのでお部屋を広くつかえます。
さらに面積が大きな家具の方がお部屋の印象付けをしやすく、
大きな家具のテイストを中心に小さな家具を揃えていくと、
個々バラバラなものであっても全体的にまとまりやすくなります。
低い家具に比べると圧迫感は確かに与えやすいのですが、
ウォールユニットや背板が無いタイプをにしたり
椅子やソファに腰かけた時に視線の真正面に背の高い家具を置かないことや、
動線のスペースをきちんと確保すると圧迫感を感じにくくなりますよ。
何個も収納家具をおいてあちこち動きまわるよりも一ヶ所で済むのも良いですね。
収納が少なく、まとまりのないお部屋でお悩みでは無いでしょうか。
店頭では様々なサイズやタイプの収納家具をご用意しご提案させて頂いております。
年末の大掃除に向けて
北欧キャビネットや本棚、チェストで整理整頓をしながらお部屋の印象造りを始めてみませんか??
吉祥寺でお待ちしております。
大代